11月 19, 2025

こころ×自律神経×腸をつなぐ“幸せループ”のつくり方

「笑い」が「腸活」に効くって知ってた？

腸活といえば、発酵食品・食物繊維・運動・睡眠 …… そんなイメージが強いですよね。
でも実は、“笑うこと” も立派な腸活だと知っていますか？

最近では、医療・心理学・脳科学の分野でも、
「笑いが自律神経のバランスを整え、腸の働きを助ける」という研究が増えてきています。
日常にちょっと笑いを足すだけで、腸がふんわり元気になる——そんな嬉しい関係性をまとめてみました。

笑った瞬間、体の中では 副交感神経が優位になる と言われています。
副交感神経は「休息・回復」のスイッチ。
これが入ると腸のぜん動運動が活発になり、消化吸収がスムーズに。

逆に、ストレスで交感神経が上がりっぱなしになると、
腸の動きはキュッと弱まり、ガス・便秘・過敏性腸症候群などの不調につながりやすくなります。

つまり、
笑い＝自律神経のゆるみ＝腸への応援団 なんです。

実は、メンタル状態は腸内細菌の多様性とも関係しています。
ストレスが続くと、腸内には“ストレスに弱い善玉菌”が減りやすくなると言われます。

そこで登場するのが笑い。

・ストレスホルモン（コルチゾール）を下げる
・リラックス時に優位な副交感神経が腸の動きを高める
・血流が良くなり腸管環境が整いやすくなる

こうした作用が、善玉菌が住みやすい環境づくりにつながるのです。
笑うだけで腸の中の“森”が少し豊かになるなんて、なんだか嬉しいですよね。

思いっきり笑うと、お腹が上下して自然と横隔膜が動きます。
これはまさに 内臓のマッサージ効果。

横隔膜が上下すると、
腸はゆっくり揺さぶられてリズムができ、
「もう少し動こうかな〜」とぜん動運動を促してくれます。

特に座りっぱなしの生活では腸が固まりがちですが、
笑いは“ながら腸マッサージ”。
運動が少ない日こそ取り入れたい習慣です。

普通の笑いでも腸にいいのに、
「笑うことを目的として行うヨガ」＝笑いヨガはさらに相性抜群。

笑いヨガの特徴は…

腸活の最大の敵は ストレスと緊張。
笑いヨガはこれをしっかりゆるめてくれる、腸に優しいアクティビティです。

難しいことは不要。
今日からできる、簡単な“笑う腸活”を紹介します。

口角をキュッと上げるだけでも副交感神経が動き始めます。
朝のスイッチとしておすすめ。

お笑いでも、動物でも、誰かの失敗談でもOK。
「笑うための時間」を意識的に確保するだけで効果あり。

寝る前に横隔膜が緩むと腸が休まりやすいので、軽いストレッチと一緒に。

“誰かと笑う”と、幸福ホルモン（オキシトシン）が増え、腸がさらに整いやすくなります。

腸活は「食べ物」や「運動」だけではありません。
こころのゆとり・自律神経の安定があってこそ腸は働く臓器。

だからこそ、
笑いは腸にとって“無料でできる最高のサプリ”。

A! ハッピィモのような善玉菌のエサ＝発酵食品と組み合わせれば、
内側からの腸ケアはさらに加速します。

今日も一日、ふっと笑える瞬間をつくってあげてくださいね。