のどの潤いにもアレが関係していた!
秋冬になると、風邪やインフルエンザなどの感染症が心配ですよね。のどの保湿や保温も重要ですが、実はのどの潤いにも腸活が関係しています。
食物繊維が腸内で発酵されると、短鎖脂肪酸が生成され、これがムチンという物質の分泌を促進します。
ムチンは、腸管や上気道などの粘膜を覆う成分で、これらの粘膜を保護し、外部からのウイルスや細菌の侵入を防ぐバリアとしてお役立ちです。
ムチンが十分に分泌されることで、粘膜の防御機能が強化され、病原体の侵入を阻止する力が高まります。
さらに、ムチンは腸内の滑りを良くし、消化器官全体の働きをサポートすることで、腸内環境が改善され、便秘の予防にもつながります。
腸管の粘膜が健康であると、身体全体の免疫力が強まり、結果として風邪やインフルエンザなどの感染症予防にもなるというわけです。