冷えたビールはOKですが、冷えた体はNG!
「たかが冷えなんて、寒がりの人の話でしょう」と思っていませんか。
身体の冷えは、体が発するSOSです。ひどい冷えの症状は、重大な病気が原因のこともあるので要注意です。
そもそも、冷えは血流と大きく関係しています。
では、体温はどうして生まれるのでしょうか?人は食べ物を食べるとその消化が行われるときや、また筋肉が収縮するときに、熱が発生します。その熱が血液に乗って全身に運ばれます。そのため私たちの体は温かいのです。
血液は、全身の細胞に酸素や栄養分を運んでいます。ですが何らかの理由で血液の流れが悪くなると、細胞に酸素や栄養が十分いかなくなり、代謝が進まず体温が下がります。体温が下がると血流がさらに悪くなり、老廃物が外に排出されないので、さらに血流が滞るという悪循環に陥ります。
身体が冷えた状態では、免疫酵素も合成できなくなり、重大な病気につながる可能性が大きくなります。
このように体温を維持することは、健康に大きく関係していますが、この体温アップにつながっているのが実は「腸内環境」なのです。