お腹(腸)が頭(脳)をコントロールする?
慶應義塾大学先端生命科学研究所特任教授の福田先生の腸脳相関の研究によると、脳と腸は、迷走神経を通じて繋がっており、お互いにホルモンや神経を使ってコミュニケーションを取り合っており、ネズミの実験では、乳酸菌を飲ませるとストレスが減ることが分かった。
これは、腸内のバランスがストレスに対する耐性に影響することを意味している。
また、腸内の細菌がないネズミは不安定な行動を示し、腸内の状態が脳の機能にも影響を与えることがわかった。
これらの研究から、腸の健康が私たちの感情や行動にも影響を与えることがわかり、将来的には腸内状態を調整することで私たちの心や脳をコントロールできるかもしれないという可能性が浮上している。なんとも面白い研究ですよねー。少しでもストレスやそのことからくる争いごとが少なくなるといいですね。