忙しい時こそやるべきこと
【睡眠と腸内環境】
今年のように不安定な気候が続き、冬になり乾燥した状況が続くときは、体調を壊しやすくなります。そんな時こそ毎日の睡眠を見直してみましょう。
睡眠中に分泌される睡眠ホルモンのメラトニンは、体内時計を調整し、睡眠を深める役割を持つホルモンです。
しかし、その効果は睡眠に関することだけでなく、腸内環境にも大きな影響を与えます。
メラトニンには腸の蠕動運動を促進する作用があり、腸内の老廃物をスムーズに排出する助けとなります。
また、抗酸化作用を持つため、腸内で発生する炎症を抑える働きも期待できます。
興味深いのは、メラトニンの多くが腸で作らていることです。
腸内細菌がセロトニンを通じてメラトニンの生成をサポートしており、腸内環境の状態がメラトニン分泌量に影響を与えます。
一方、睡眠不足になるとメラトニンの分泌が乱れ、腸の働きが低下して便秘や腸内環境の悪化を引き起こしやすくなります。十分な睡眠を確保することは、腸内環境を整える重要な鍵となります。
さあ、今夜からプラス30分の睡眠をまずは確保してみましょう!